一歩、踏み出す体験
- 10月9日
- 読了時間: 2分
更新日:10月9日
服には人生を変える力がある。
変わりたいと思う一歩を、踏み出させてくれる。そんな体験をしたことがある人は限られているだろう。
長年、接客業に携わる中で、意識を持って服を選ばれる方と出会えたのは、ほんの一握りだから。
「今までたくさん服を選んできたけれど、今日が一番感動しました。」
そう話してくださったのは、もう七年ほど季節ごとに足を運んでくださっているお客さま。
鏡の前で、少し驚いたような表情を浮かべながらも、何か決意に満ちた姿が、心に残っています。
この日ご提案したのは、それまで選んでこられなかった雰囲気の一着。
でも、七年間 関係性を深めていく時間の中で、今ならきっとお似合いになるだろう。
そう思い、お会いした時から薦めてみようと心の中で決めていました。
初めお薦めした時は、少し戸惑われていました。
それでも薦めてくださるならと、袖を通してくださり、話してくださった一言に全てが詰まっている気がしました。新しい一歩との出会い。その姿はとても凛として、美しく感じました。
服を選ぶとき、薦められることを敬遠される方もいらっしゃいます。
そういう方は、白縫衣でなくてもたくさんの服屋さんがあります。
白縫衣だから、大切にしていることを。
この場所は、ほんの少しの一歩を踏み出せるようなきっかけとして、変わりたいと思う誰かの背中を押せるような関係性でありたいなと思います。



秋の気配と、冬への楽しみ。
体感ではまだ早いように思えても、季節は静かに進んでいます。
“いま” の延長線の先にある装いを想像して選ぶことで、こうありたいと思う未来に近づくことができます。
先へ先へ、一歩先へ。
今週末には、待ち焦がれていた服たちが届きます。
写真がないので、言葉だけで表現するならば、白縫衣が選んでこなかった、最終地点です。
上質で、エレガント。いい意味で期待を裏切るようなそんな感動があります。
ご覧いただくと、きっとその理由を感じていただけます。
常設展 "寒露"
10/4 (土) - 26 (日)
10:30 - 17:00 来店予約制
来店予約はこちらより
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